経営の中心要因を知る!
今回は、前々回までお話ししていました「経営」について話を戻します。
経営には大きく分けると次に挙げる8つの要素があります。
①商品対策
②エリア対策
③客層対策
④営業対策
⑤顧客対策
⑥組織対策
⑦資金対策
⑧時間対策
商売とは、簡単に言いますと 「何を どこの 誰に どうやって 売っていくか」ということです。
1番目の「何を」=「商品を」ということであり、つまり商品対策が1番目の経営要点といえます。
そして2番目は「どこのお客様に」…ということでエリア対策。
続いて、「そのエリアのどういう業界や客層に売るのか」…例えばファミリー向けなのか男性向
けなのか女性向けなのか、または会社向けなのか。会社向けならば大企業を対象にするのか
中小企業を対象にするのか、といったことです。
これらの3つがお客様づくりの目標になるのです。
そして4番目は、見込み客をどのようにして見つけて実際に売るのかという営業対策。
5番目は、一度お取引いただいたお客様に、何度も継続して取引していただくためにはどうし
たらよいか…という顧客対策。
6番目は、上記のことを実行するのに、どういう人員構成にし、役割分担をどうするのかという
組織対策が必要になります。
7番目には、会社を経営するために欠かせない資金をどうやって調達し、どのように使っていく
かといった資金対策も重要です。
最後の8番目には、今まで述べたことをどういう時間配分で何時間費やすか…という時間対策
となります。
しかし、これらの8つの要因にもウェイト付けが大切です。8つのうち、どの対策にどのくらい
コストをかけるのかが勝負のカギになっています。次回はそのウェイト付けについてお話ししま
しょう。